令和6年度はじめての起業じゅく第2回目

2024年9月4日に「はじめての起業じゅく第2回」が古民家オフィスみらいとにて開催されました。

第1回では、自身の起業タイプや性格診断などのワークを中心に自己理解を深めました。自分のことを他者に説明する難しさを感じた参加者もいました。

第2回では、やってみたいことやアイディアの言語化をテーマに行いました。アイスブレイクから盛り上がり、熱量に溢れた時間となりました。今回の記事ではその様子をお伝えします。

📌言語化の目的を理解する

第1回目の参加者から「本当は伝えたいのに言語化できていないから伝えられない」という声がありました。伝えたいことが相手に伝わらない、あるいは伝えているのに伝わらないという経験は、多くの方が一度はしたことがあるのではないでしょうか。

今回は、アイスブレイクで「他己紹介」を行いました。情報収集した相手のことを38秒で説明します。制限時間内に説明するために内容を要約したり言い換えをしますが、その過程で意味が変わってしまったりニュアンスの相違が生じることがあります。

ワーク後には参加者からこんな感想が挙げられました。
「言い換えの言葉選びによって相手の伝えたいことが違うと感じた。正しく伝わっているか確認することの重要性を学んだ。」
「相手に自分を説明してもらうためには、わかりやすく伝えることが大切だと実感した。自分のことをもっとわかりやすく説明できるようになりたい。」

言語化できていないことで、相手とのコミュニケーションエラーや自分のモヤモヤが生じることを実感しました。

自分のことを60秒で相手に説明します。

📌アイディアの整理整頓

前回、参加者が関心がある分野と職種✖️好きな業務の内容を基に、5W1Hに当てはめてアイディアを書き出すワークを実施しました。中には「やりたいこと」よりも「できること」を考えてしまったり、本当はやりたいことがあるはずなのに、書き出すことができず悩む方もいました。

しかし、起業じゅくスタッフが各テーブルを回り、壁打ちを行うことで少しずつ言葉が見つかり、最終的には全員が全ての項目を埋めることができました。1人で考えていては浮かばないアイディアも、誰かに話すことで整理されていく様子が見られ、会話のボルテージがどんどん上がっていくのを感じました。

ワークシートを各自で埋めていきます。

📌相手に聞いて、話してみる

大枠の言語化を終えると、さらに深堀して「なぜやりたいのか?」「誰のために?」と具体的なアイディアに落とし込むワークを行いました。

目的や対象者をイメージすると、やりたいことに価値があるのか悩み手が止まる様子でした。そこでは「やりたいこと」と、「必要とされていること」の違いや、どうしたら両方を掛け合わせれるのかを考える頭に切り替わっていきました。スタッフからのアイディアや選択肢を参考にすることや、他者からの共感を得られることで心理的安全性が確保され自由にアイディアが生まれていきました。

互いにアイディアを話して相互理解を深めます。

📌まとめ

「頭に湯気が沸いてる感じ」「脳みそが溶けそう!」などの声が上がり、ワンチームとなって言語化する熱い時間となりました。講師の落合さんは、「言語化は自転車の練習と一緒で、やればやるほど上手くなる!」と伝えていました。1人ではできないことも、仲間がいれば頑張れる、そんなことを体感できる時間となりました。

講義は予定通り終了したものの、任意で残って言語化をした結果、最長2時間残って話していました。参加者の熱量と、参加者同士の関係性も一歩前進したように思います。

早くも折り返しとなりましたが、第3回は「サービスに値段をつけてみる」をテーマに開催します。お金に対して抵抗がある方もいるかもしれませんが、楽しく学んで考える機会になるよう次回も頑張ります!

第3回は10月6日(日)に開催予定です。お楽しみに!

編集長 やすD

はじめての起業じゅく第1回の様子はこちら

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