令和6年度「はじめての起業じゅく」第1回目
こんにちは!奥出雲町地域おこし協力隊/旅する広報部編集長 やすでぃーです。
2024年8月4日に令和6年度はじめての起業じゅく第1回目が開催されました。町内・外問わず「何かチャレンジしたい」という方が6名参加されます。今年度は20代〜30代前半の次世代を担うメンバーが揃っています。
この記事では第1回目の様子をお伝えします。
📌はじめての起業じゅくとは
奥出雲町ではしまね産業振興財団より委託を受け、起業を考えている方や何かチャレンジしてみたい方を対象とした「はじめての起業じゅく」を実施しています。
これまで5年間に渡り開催されており、起業コーディネーターの地域おこし協力隊が運営をしています。
令和6年度は、起業コーディネーターOBであり、地域おこし芸人とも呼ばれる落合孝行さんを講師にお招きし全4回の講座を行います。
昨年より落合さんが講師となり、「半歩踏み出す」をテーマに小さなチャレンジの種を育ててきました。昨年参加された方の中には、チャレンジをさらにステップアップされた方や今年起業予定の方が生まれています。
📌内容・スケジュール
【今年度の参加者詳細】
・町内出身 地元企業に勤める 20代前半
・町内出身 Uターンで独立した鍼灸師 20代前半
・町内出身 町内のNPO法人に勤める 20代後半
・町外出身 大田市より参加のリハビリ専門職 30代前半
・町外出身 神奈川県より長期滞在者の医療職 20代後半
・町外出身 川本町地域おこし協力隊 20代前半
第1回目 タイムスケジュール
📌各コンテンツレポート
ワークショップ①タイプ診断・パーソナリティ診断
まずはアイスブレイクを兼ねて、簡単なタイプ診断を行いました。腕の組み方や、手の握り方から「兄貴分タイプ・天才肌タイプ・頭脳派タイプ・ムードメーカータイプ」と自分のタイプを自己認識とともに発表し合いました。
納得する部分が多く、参加者の皆さんは少し照れたような笑顔でお話していました。
16種類のパーソナリティ分類は6名中5名の方が経験していたこともあり、以前の診断と変化があったかを比較しました。これまでの経験や考えによって変化するため、自分の取り組みや環境の変化を思い出しながら「なぜ」変わったのかなど自己理解を深める時間となりました。
初めて診断した方は、自分とは反対とも言える結果が出たことにより、そういった素質があるのかもしれないと新たな発見があったなど気づきのシェアをしていただきました。
16種類パーソナリティ分類はこちらから無料でお試しいただけます。
ワークショップ②関心あることと好きなことを言語化
関心がある分野と職種✖️好きな業務の内容を項目の中から選択し、どんな仕事が生まれそうかを各自考えてみました。考える上では今の仕事が影響しがちですが、「実は関心がある、好きだ」ということを選んでいただくことで、幼少期から本当はやってみたかったことなどのエピソードやこの機会に掛け合わせてみたいキーワードが溢れていました。
日頃は人に伝えることのない「本音」を仲間に共有することで、「いいね!どうして絵が好きなの?」など安心して発言できる空間が広がっていました。
ワークショップ③自分の起業タイプを知ろう
後半になってくると参加者の緊張もほぐれ、休憩時間にも賑やかにコミュニケーションを楽しみました。今年度は他地域からの参加者もいるため、奥出雲町に関わりたい理由や奥出雲町の魅力についても意見交換が生まれていました。
意外な共通点も見つかったりと、同世代ならではの仲間であり友達のような関係性が築かれていました。
最後のワークショップでは、「ライスワーク(:生活収入軸)」と「ライフワーク(:働きがい軸)」の割合について考えました。起業という言葉に対してハードルが高いと感じていた方も、少しずつ好きなことでお金をもらえるように移行していくやり方や、副業として小さくともチャレンジを始めるやり方を知ることで安心したと話されていました。
📌まとめ
今回の講義では、自己理解を深めたり起業タイプを知ることで、今後4ヶ月間の過ごし方について考えることができました。また、参加者同士の交流を通じて、チャレンジに向き合う際の新たな視点を得ることができました。
次回の第2回講義までの1ヵ月間、6人の参加者たちはそれぞれに目標を設定し、次回の講義「アイディアを言語化する」に向けて準備を進めます。
4回の講義を終えた時には、参加者の皆さんが掲げた目標に対して半歩踏み出す力と仲間が備わることを目指します。はじめての起業じゅくは、1歩踏み出すための「最初の半歩」を一緒に踏み出す場です。みなさんのアイディアがどんなワクワクを生み出すのか楽しみですね!運営側も全力でサポートしていきます!
次回は2024年9月1日(日)に開催されます。お楽しみに!
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